完成してから しばらく貸し出していたビオラが帰ってきました。。
だから 紹介。
裏板の材料にポプラが使われています。
ポプラ 北海道に行ってから大好きになりました。
なんか こう、、雰囲気が たくましいですよね できれいな緑で。
暗雲
今日の夕方 といっても 午後21時くらい
突然風が吹き出し、雲がすごい速さで流れてきて、、
涼しくなって 大変よろしい。。
なんて思ってたら
大変なことに。。
ゴロゴロー
と
雨もバチバチ降りだして。
もーどんどん 雲きて かみなりまで。。
ゴロゴロー ピカッ!!
さわ〜〜
こんなのを見るのも 久しぶりなので
なんとなく しばらく見入ってしまう。。。。。
チェロの駒を立てる。
チェロの駒を交換しました。
前の物は少し弦高を低めにしてあったので、奏者の好みに合わせて変えられる様、少し高い物も作りました。
まず足の厚みを出して足を合わせます。
その後 駒の厚みだし ざっとして、弦を張り弦高を出していきます。
その後 厚みを仕上げ、各部肉抜きをして駒を軽くします。
この肉抜きによって、本当に面白いくらい楽器の鳴りが変わってきます。
しかしやりすぎると、 バランスがたがたのヘラヘラの音に。。。
楽器本体の音の性格を見ながら、セットアップをしていきます。
で ここから写真を撮って記事に書こうとしていたのに
気づいたら 完成していた。。
駒のセットアップ 落ちなし。
おまけ
バイオリンの裏板、表面を仕上げたあとは なんか なまめかしい。
楽器の調整
ミラノ在住の日本人の方の楽器の調整をしました。
今回は僕に他の仕事があったのと、友達が調整がとても上手なので
彼にお願いしました。
今回の調整は 駒取替え、ペグ交換、ウルフの軽減でした。
ウルフの軽減は難しく、板厚が薄い楽器によく見られます
。
音響特性によるものなので完全に消すことはできませんが、調整によって軽減を試みます。
魂柱の板との接点をピッタリではなくしたり、テールガットの長さを少しずつ変えて調整してみたり、
駒をあえて限界まで削らず、振動の中心部位を板側に持っていったり、
色々試しますが、今回は駒の肉厚を普通より落とさず振動を板に任せる感じにすることでウルフを軽減しました。
駒足を合わせているところ。
慎重にノミで削っていきます。
この後、駒交換による弦高や角度の変化によって雑音が出、その調整をナットの溝を修正することで直しました。
一番大変なのは、預かりで作業をするのと違い、お客さんがその場にいることで
持ち帰りできるように終わらせないといけませんし、失敗をする時間もありません。
何かの作業一つでも普段の数倍緊張します。
そして夕方7時に無事終わり、楽器を返却。
その後 二人とも 大分ぐったり。
ちょっと横になったら 目が覚めたのは九時半。。。
でこれから 明日の朝の別件の楽器発送に間に合わせる為、楽器発送用のケースを取りに。。
バイオリン 完成していた。。
最近 楽器に関する記事を書いてないなあ。
とかつぶやいていたのですが、、
よく考えたら、もう大分まえに完成していた。
楽器完成
バイオリン 2011
製作地 クレモナ